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先行して発売されたiPhone XS・XS Maxが999ドル(日本円で10万円)を越える高額端末であった事や、端末の基本を担う「A12Bionic」が共通でポートレートモード等の機能にも大差なく、さらに6色のカラフルなガラス筐体が美しいことから、iPhone XRは大きな人気を集めると多くのアナリストが予想していました。
しかし、10月26日の発売から10日間経過した現在、早くもiPhone XRの販売不振のニュースが取り沙汰されています。
iPhone XRの組み立てはFoxconnとPegatron両社で行われていますが、Foxconnでは当初予定した60の組み立てラインのうち45程度しか稼働しておらず、1日に100,000台、割合にして20~25%少ない生産量となっているようです。
Pegatronも同様の状況で、増産を保留していると言います。
さらに、Wistronは第3のサプライヤーとして増産に備えていましたが、今年のホリデーシーズンの生産ライン稼働はあり得ない状況です。
iPhone 5cの際にもカラフルなボディカラーに期待する声が多かったと思いますが、果たして、iPhoneユーザーはカラフルな期待を望んでいるのでしょうか。
iPhoneにはiPhoneらしい、iPhoneに似つかわしい色があると思うのですが…。
とはいえ、Appleやアナリストたちが想定していた販売数よりも少ないからといって必ずしもiPhone XRが不人気だとは決めつけられないかもしれません。
日本でもグローバルでも、人気はiPhone8・8Plusに集中しているようです。
その理由はいくつか考えられますが、最大の理由は価格でしょう。
Appleが価格設定を下げた事で、スマホにコストを掛けたくないユーザーにとっては真の意味で廉価版になったでしょうし、日本国内でも、大手キャリアが大幅値引きを実施した事で人気を博したと考えられます。

さらに、2017年は「X」というベゼルレスでホームボタンを廃したモデルと、「8/8Plus」というホームボタンを装備するモデルが混在していましたが、2019年モデルではホームボタンを装備するモデルが消滅した事から、iPhone8/8Plusが、実質的にホームボタン有りの最終モデルという位置づけが確定しました。
2017年モデルは見送って、iPhone SE2を含む従来型のiPhoneを2018年モデルに求めていたユーザーが、一気にiPhone8/8Plus購入に走ったという側面もあったかと思われます。
XRは廉価版という位置づけである以上、8/8Plusという価格がもっと安いモデルが存在する上、ホームボタンの有無という要素も加わり、ユーザーが購入を思い留まる大きな理由になったものと考えられます。
現時点では、2019年モデルの構成は今年と同じと見られており、もしかすると、ニューモデル発売に合わせて価格が下がったiPhone XRが2019年の人気機種になるのかもしれません。
source:iphone-mania
source:カミアプ
Photo:Apple