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どこでも繋がる衛星電話にスマートフォンが登場しました。普段使っている携帯電話も地上はもちろんのこと地下でも圏外になることは少なくなりました。ですが山頂や沿岸など携帯電話のアンテナ基地局を設置できないような場所では、いまだに携帯電話を利用することはできません。

地球上のあらゆる場所にいても電波を遮断するものさえなければ電話サービスを受けられる衛星電話サービスに、ついにAndroidスマートフォンが仲間入りを果たしました。
この世界初になるAndroid OSを搭載した衛星スマートフォンは、CPUにSnapdragon625チップセット、メモリは2GBRAM、内蔵ストレージは16GBと、ミドルレンジのAndroidスマートフォンに仕上がっています。
搭載されているAndroid OSは7.1 Nougatと、一つ古いOSを搭載しています。これについてはおそらく電話機能を制御する段階で、最新版のAndroid8(Oreo)や9(Pie)ではうまくいかなかったのかもしれません。理由はわかりませんが、最新版OSではないことにちょっとだけ不満を覚えてしまいます。また今後、Android OSのアップデートが実施されるのかもちょっと不安な部分です。
従来の衛星電話は電話さえできれば良いという割り切りから、ガラケーがそのまま衛星電話として利用されていました。そのためあまり機能は充実していなかったのですが、今回の衛星スマートフォンは800万画素のメインカメラや200万画素のインカメラ、IP67とiPhone XやiPhone8シリーズと同じ防水機能、いろいろな場所で利用されることを想定しているのか、アメリカ国防総省の定めた耐久性能をクリアしたモデルに与えられるMIL規格の称号を持つモデルに仕上がっています。

どんな場所でも利用できる衛星スマートフォンには必要な性能といえるでしょう。おそらくこのモデルにあうケースは発売されそうにないですからね。
この衛星スマートフォン、衛星電話サービスを提供しているThuraya(スラーヤ)が提供するモデルとなっています。現段階ではThurayaはアメリカやカナダなどの地域を除く中東アジアやアフリカなどで利用できるサービスとなっています。
気になるAndroidスマートフォンのX5-Touchは、999ポンド(日本円で約14万4,600円)とiPhone XSと同じぐらいの価格となっています。やはりどこでも電話ができて、それなりの耐久性や機能を踏まえるとそのぐらいの価格になってしまうのでしょう。
2018年12月より発売を開始するようですが、製造台数が少ないのか2019年1月31日頃にイギリスなど一部の地域でしか発売されないだろうと予想されている情報メディアもあります。
予定としてはロシアを含む160カ国で販売されるようなので、もしかすると過去に国内でThurayaのモデルを発売した実績を持つSoftBankがやってくれるかもしれませんね。
世界初の衛星スマートフォンは衛星からの電波と、2G/3G/4GがサポートされているデュアルSIM機能を搭載しています。普段は3Gや4G回線を利用して通話やデータ通信を行い、携帯電話会社からの電波が届かない場所に移動したら、衛星からの電波をキャッチして連絡ができるようになります。

ただし衛星から電波が届かない場所(屋内や地下など)では利用できないので、X5-TouchのデュアルSIM機能は現状のスマートフォン事情からすると絶対必要な機能といえるでしょう。だって毎回、利用できるか確認してSIMカードを入れ替えるなんて面倒な作業ですからね。
前述した通りSoftBankでは、過去にThuraya対応の衛星電話を発売したことがあります。昨年にも新機種として発売されている実績があることから、もしかするとX5-Touchの取り扱いを始めるかもしれません。

それ以前に衛星電話に興味がある方が「使ってみたい」と思ったら、昔のガラケーのようなタイプのモデルであれば今でも発売されているので、ちょっと手に入れてみるのもいいかもしれませんね。
屋外にいればどこでも電話が使える便利さをぜひ実感してください。
source:iphone-mania
source:gsmarena
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