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ソニーが国内市場向けに低価格Xperia投入を検討

[2019/03/06]

国内市場においては、高価格フラッグシップ機を中心に展開していたソニーですが、総務省の肝いりで実現する分離プランの導入に鑑み、エントリー~ミドルレンジ価格帯のスマホ端末の投入を検討している模様です。

高価格モデルは売れない

Appleが、昨年10-12月期の業績予想を下方修正した際に、ティム・クックCEOが投資家たちに宛てたメッセージの中で、iPhoneの販売に影響を及ぼした要因の1つに挙げていたのが、「キャリアからの補助金が少なくなってきている現状に消費者が適応してきていること」でした。

つまり、日本国内で言うところの「分離プラン」の導入などにより、従来のような高額なプラン料金に原資を取ったような端末の大幅な値引きが行われなくなっており、それが、高価格のiPhoneの販売に影響を及ぼした=売れなかったという訳です。

ソニーが分離プランに危機感

各キャリアがラインナップする「Xperia XZ3」の価格は軒並み10万円前後です。

これまでは、こうした高価格の端末でもキャリアの「縛り」前提の値引きで、安く見せかけてきました。

実際には高額なプラン料金が原資になっているだけで、端末+通信料の総額はちっとも安くないにもかかわらず、10万円の端末が、あたかも半額かそれ以下で購入出来たかのような錯覚をさせられてきたわけです。

しかし、向後「分離プラン」が導入されると、今までは数字のマジックで割安に感じていた端末価格の本当の姿が白日の下に晒されてしまうわけです。

そうでなくともユーザーの意識は「高価な新端末より、使い慣れた端末を長く使おう」という方向へ向いているわけですから、分離プランを前に、ソニーが低価格モデルの国内導入を検討しても不思議はありません。

こちらは「分離プラン」として有名なauピタットプランで「Xperia XZ3」を購入した際の支払額です(アップグレードプログラムなしの場合)。

この上にプラン料金が上乗せになりますが、ピタットプランで月間3GB利用した場合の料金は5,480円で、月額の支払額は10,058円(税込)もの高額となります。

つまり、プラン料金が若干安くなったとしても、高額な端末を購入した場合には、月間支払額が10,000円を超えてしまうケースもあると言う事ですが、どう考えても家計への負担は大きすぎると言わざるを得ません。

4-6月期にドコモが発表する分離プランの内容や、それに追随する各キャリアの動向とも連動するでしょうが、高額スマホは売れなくなってゆくのは間違いなさそうです。

 

Source:engadget

Source:au

Photo:sonymobile

Photo:apple

Photo:apple

Photo:au

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