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2017年、iPhone XやiPhone8/8 Plusを発表したAppleスペシャルイベントで紹介されたワイヤレス充電パッド「Air Power」ですが、あれから1年以上経過した今でも発売されていません。
すでにApple公式サイトから削除されてしまい、まるでなかったことのような扱いになっています。もう諦めてしまっていた人もいたかもしれませんが、ようやく発売される見込みが出てきたというリーク情報が飛び込んできました。
Air Powerが製品化できなかった理由に、技術的な問題がいくつか存在していました。実際にAir PowerはiPhoneとApple Watch、Air Pods(ワイヤレス充電装置になった場合)の3つのデバイスを同時に充電するために、内蔵された充電コイルがきちんとデバイスを捉えるように可動させることが大きな問題となっていたようです。
また充電する際に発生する熱を上手に放熱することができず、十分な性能を確保できず製品化できなかったのかもしれません。
しかし、この技術的な問題をクリアできて製品化への一歩が進んだと、Air Powerの開発者のSteve Troughton-SmithがTwitterで、タイミングが合えばiPhone XSのSmart Battery CASEの同時に発売されるかもと投稿しています。
発売される可能性が高くなったAir Powerの発売時期は、Appleのことなら何でも知っているといっても過言ではない著名なアナリストのミン・チー・クオ氏が2018年10月に発表した投資家向けのノートに、2018年第4四半期か2019年第1四半期初頭に発売される可能性があると予測していました。
またAppleの業績不振から人気を博したモデルの後継機が登場するという噂も合わせて考えると、2019年3月に開催されるAppleスペシャルイベントの中で、iPhone SE2とiPad mini5、そしてiPhone XS用Smart Battery CASE、更にAir Powerが発表され発売となるでしょう。
もしかすると同時にAir Podsの次期モデルも発表され、ワイヤレス充電機能付きのケースが登場するかもしれませんね。これらの頑張りで業績不振を払拭しようという狙いがAppleにはあると思います。
Air Powerの特徴はApple Watchの充電とiPhoneと、ワイヤレス充電に対応した場合にAir Podsの充電も可能という製品ですが、各デバイスを利用している人にはメリットがありますがiPhoneだけしか利用していない人であれば、それほど魅力的には感じないデバイスとなりかねません。
別々の充電器を利用している現状を考えると、iPhoneがワイヤレス充電できるようになった時に発売されていれば同時に購入するという手段もあったかもしれませんが、発売時期や価格設定が高額になってしまうと「売れない」という危険性も出てきます。
なにせAppleの高額商品戦力は失敗に終わったことが、先の下方修正で白日のもとにさらされたわけです。どのような価格設定となって発売されるのか、気になるところですね。
source:macrumors
source:iphone-mania
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